「こねこのトムのおはなし」
ピーターラビットの絵本 第2週④
ビアトリクス・ポター 作・絵
石井桃子 訳
福音館書店
母とワルガキの永遠の縮図
小さな3ネコ姉弟(ミトン・トム・モペット)で唯一の男の子トムが主役のお話。
この絵本のストーリーです(重要)↓
①子育て中の母ネコ(タビタおくさん)はお友達を招いて素敵なお茶がしたい。
②わが子の美しい姿もなんならお友達に見せ、満足したい。
③子どもたちの毛を整えたし、着替えさせたきれいなお洋服は汚さないようにね!
④そうだ、ごちそうを作ってる間、子ども達を外に出しておこう。
⑤・・・その後の展開はご想像にお任せします。
タビタおくさんの優雅な雰囲気と対照的に、トムのやんちゃぶりは裏切りません。
文章だけでも十分楽しめますが、ふと挿絵を見たとき2度笑えます。
表紙のトムの洋服がなぜはだけているのか、気になった方は是非ご一読を。
ここにはアヒルのジマイマ夫婦たちも登場し、(ある意味)大活躍します。
ジマイマは第4集⑪に登場します。
お楽しみに!
ピーターラビットのシリーズは作者の周辺住民によるストーリーなのであります。
次回(第2集⑤)はトムの妹モペットのおはなしです。
✻まずはこの作品から。作者ビアトリクス・ポターについても少し書かせていただいています。

ただ事ではないワイルドストーリー「ピーターラビットのおはなし」第一集① という絵本の紹介です。...