「わたしのワンピース」
西巻茅子 作・絵
こぐま社
熱い思いに感動した絵本
子どもを見つめてきた作者が真に子どもに向き合って作った絵本です。
ワンピースが次々に模様を変えるシンプルで可愛らしく素敵な展開のストーリーです。
真っ白のワンピースが色んな場所に染まって見ているだけで楽しくなります。
女の子だけでなく男の子もワクワクするのではないでしょうか。
この絵本を描いた当初はもっと説明が必要だと指摘され、内容を変更されそうだったところを反対し押し通し、出版されたというびっくりな事実を後に知りました。
出版5年後には「図書館で貸し出されていて、いつもない本」として紹介されます。
作者の西巻茅子さんは大学を卒業され子どもに絵を教えられていた時、子どもの素晴らしさを知り、子どもには「本物か偽物かを見分ける能力がある」と思われたそう。
絵本は「襟を正して、気持ちを込めて描かないとダメ」と。
子どもは騙せない。本当にそう思います。
色んな事を教えられた絵本です。
✻作者、西巻茅子さんが絵を描いた絵本です。笑える絵本ですよ。

表紙からセンセーショナル!6年生にもウケた絵本「はけたよはけたよ」という絵本の紹介です。...
リンク